Butler's life
性別のない主人と腐女子の心を持つ
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Mythの原著。 

Kに訊いたら、拙宅の書庫にあるし(ただし7巻まででした)。

某・スーパーベストセラーな某ファンタジー小説が、
邦訳版の翻訳の誤訳から、きちんと成立していた筈のリドル(謎解きですね)が
解けなくなっていたりしたのとは正反対で、このマジカルランドシリーズの訳は良いです。
本シリーズの特徴とも云える、パロディ的な部分やダジャレの類が日本語でも成立するように
上手く工夫してあるわけです(言い換えれば、直訳ではない箇所が多いとのこと)。

もちろん僕は、例のアレも、このMythも、
原著で読んだことありませんけどね。無理。
(余談ですが、「あまり美しくはない訳」ならまだしも、「完全な誤訳」は論外だし、
ストーリィ上、内容の理解を妨害する間違いと云うのは最低最悪でしょう。
それを版を重ねても修正しないと云う驚きの有様…)

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Mythシリーズでは、原著に「聞き慣れない単語や言い回し」を耳にする度、
「…って何ですか?」と訊ねるスキーヴに対し、師匠オゥズが答えてくれない(笑)…と
云う場面が多々登場します。
説明するの面倒くさい。物知らずの田舎小僧に判る筈ない、と云う図式。

普通の小説なら「読者に対する」解説役を兼ねて、作中世界の常識や設定を知らせるため
アレコレ説明する立場となるキャラクタが居るものです。
前述の「スレイヤーズ!」の場合、一人称形式であり、当の主人公・リナが、
大半の主要登場人物と比較して(とりわけ、相棒ガウリイよりも…)知識が豊富です。
このため、口に出した台詞以外に、地の文章でも「解説」が可能です。

しかし、Mythにおいては、主人公スキーヴは、ほぼ全登場人物よりも
知識が乏しいことになっています。
では、主にオゥズの発言で、理解が難しい「謎の単語」の類は、
読者は、どうやって理解すれば良いのか…と云うと。
僕らは「良く知っている」ものが大半なのでした。

「れーざー」って何? と首を傾げるスキーヴに対し、
僕らは、それが中世ヨーロッパレベルの世界に存在しないだろうと云うことや、
おおよそ、どんな武器なのかは判り切っているわけで…

ちなみに、多数登場する作中の「異世界(異次元、と表記されます)」が、
僕たちの現実世界(過去を含め)と似ていないせいで、
つい、スキーヴの出身であるクラー世界を「中世ヨーロッパ+若干の魔法産物」と
思い込みがちですが、実は、かなり違った世界であるようです。
魔法、魔法に関連した事物が多々あるのは別として、
スキーヴは「牛」と云う家畜/動物を知りませんでしたし、
スープの「だし」と云えば、ブイヨンなどではなく、煮干しやらで…

「良質の邦訳」であるため、様々な原著(アメリカ英語)での言い回しの類も、
上手く日本語で楽しめるようになってはいるのですが、
原語で、きっちり理解できるのならば、更に面白いポイントもあるようです。

例えば、1巻「Anohter Fine Myth(邦題:お師匠様は魔物!)」にて。
オゥズは、「天邪鬼」と云う意味を持つ「パーヴァート」と云う種族名で
その性質や容姿により、他の次元の住人達から恐れられています。
「パーヴ」の出身だから「パーヴァート」と云う、ジャパン/ジャパニーズ的な用法です。
(もっとも、「パーヴァート」は異次元の住人から呼ばれる一種の別称で、
彼ら自身は「完璧」に由来した別の呼称を用います)

この第1作目の中盤で、遭遇した異次元の住人たちから、
オゥズに連れられているスキーヴが、「同情の目」で見られる場面があります。
強力で、悪評高いとされている「天邪鬼」に連れられた、無力なクラーの住人。
実際は異なりますが、不幸にも奴隷か家畜同然に連れ歩かれている、と
思われても仕方がないからだと理解するでしょう。
本当は、案外「持ちつ持たれつ」なので、この誤解も軽い笑いどころでは
あるのですが、英語の知識があると、更に驚愕の事実がw

「Pervert(=パーヴァート)」は、素直に読めば「天邪鬼」です。
日本語に、うってつけの語句があったのが幸いなのですが、
例えば「背教者」などに用いられる単語であり、
意図的に(悪意を持って)曲解する、と云うケースにも使われます。
その語源が「ひっくり返す」であるからなのですが…
ここから転じて、「性欲倒錯者」の意味でも使われているのだそうです。

そう。「そう云う目的で連れられている」と誤解され、
可哀相に思われていたのですね… しかも、敵方の殺し屋にw


誤解じゃなくても… 良いですよ…?
(ちなみに、1巻・2巻の間には、大きな出来事はなく、作品としては存在しないけれど、
同室で一緒に暮らした1年間があるよ!)
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