Butler's life
性別のない主人と腐女子の心を持つ
ヘタレなオタク青年執事の雑記.
http://coluck.blog103.fc2.com/
author ; AQUIZ


俺屍2 絶賛待機中!!


プレイ日記サイト
現在制作中
(製品版到着頃オープン)






巡回先
■honto(旧・bk1)
■楽天市場
■ナチュラン(K愛用ショップ)
■チケットぴあ
■イーブックオフ(買取)

キッドブルー

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ブログランキングならblogram 拍手する

キノの旅 XIV 

2010年の最新刊・XIVです。

今年も無事、10月刊行… 10周年だったのですね。
「キノの旅」は、繰り返し読み返す好きな小説です。

この作品、大好きではありますが、うっかり中坊時代とかに読んでいなくて良かったかも。
短編連作形式とか、「できる」ような気がしちゃって小説書き出したり、
いきなりバイクに憧れてみたり、旅に出るとか云い出してみたり、
だけど中坊ってバイクにも乗れないので自転車に名前付けてみたり、
(流石に公言するのは恥ずかしいので心の中で呼ぶだけに恥ずかしい名前を付けてみたり)
しでかしそうですよね。オタクな中二男子とか。
もう少し、年くってからの出会いで良かったw

ブログランキングならblogram 拍手する

大好きで、ざくざく読み進めたいのですが、殊更に時間を掛けて、読了。
ミステリのような意味での、どんでん返しとか伏線とは違いますが、
何も見落としたくないから。

「呟きの国」ですが、形式自体はツイッターを模したもの。
ただ、過去にも掲示板的なものが登場していましたが、今回は別方向から。

「シゲロクルツ」…は、僕たちの世界にも居る種類の人間なのですね。
幼い子らが、戦場に居る意味も納得です。そうせざるを得ないから、です。
途中で「あ。」と気づき、最後の最後で証明されて、
こう云う、正義とか真理とか、「残念なルール」を扱ったエピソードが多いよね、と思いました。
異種族を差別するような状況の描写は、何度か過去にもありましたよね。

そして、この語り手の国で生まれていたら、
僕は「彼女」を差別して迫害して、殺そうとする立場にあったのだろうなあと。
それを常識として、疑いもせず生きたのだろうなあと(よって、恐らくは彼女達に殺されるのでしょう)。
物語として読者の視点で見下ろすなら容易なことですが、
あの環境で生まれ育って、国の姿を俯瞰することは、できそうにもありません。

Kは、「彼女」の側に所属する羽目になっただろうし、
それに素直に納得するような人では無いだけに、
ああした異常な状況下では、一体、何をしでかしたやらと。
しかし、性格や知恵はともかく、銃を手に戦うような場面では圧倒的不利ですからね。
「師匠」のような力を備えているのなら、ともかく。

毎度、各エピソードのタイトルの、日本語と英文での「ズレ」が好きです。
森博嗣先生の小説の多くにも、そうした細工がありましたが、
特に初期の、S&MシリーズとVシリーズあたりまでのタイトルは、
秀逸なのが多いよなあ、と思っています。

「開運の国 The Fifth "C", Cozenage」は、見落とさなければオチを予測できる。
しかも、「キノとエルメス」ではなくて、「師匠と相棒」のエピソードなだけに。
ですが、それこそが逆に、「キノの旅」らしい仕組みでしたね。
(※ Cozenage は騙すこと、詐欺。fraud でもswindle でも trick でもいけない。
deceive でも、impose でもいけない…)

あと、例の「寄生虫」ですけれども、僕は…嫌だなあ。
(能力etc.は全然違いますけれど、ちょっと「無限の住人」を連想したり… 血仙蟲も嫌。)

ただ、50歳位になってから取り込むと、まあ確かに便利は便利ですよね。






あとね、黒星先生の方の「あとがき」… これ10周年サービスなんだろうかw
「黒く塗ったよ」じゃないのですね、今回。
(…だよね?)
コメント















 管理者にだけ表示を許可する

 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。