Butler's life
性別のない主人と腐女子の心を持つ
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◆◆◆英国パラソル奇譚◆◆◆ 

コミック版、読了しましたー(でも2巻までなのですね、今のところ)。




シリーズは、この作品の舞台となる時代と社会においては、
不名誉な「結婚できない女性」である25歳のオールド・ミスこと
アレクシアが主人公です(結婚するには遅過ぎる年齢なのです)。
彼女は、作中世界では充分に認知されている存在である
吸血鬼や人狼を触れている間に限り、「ただの人間」に変える力を
持って生まれました。
吸血鬼にしろ、人狼にしろ、ほぼ不老不死に近い存在です。
しかし、彼らは基本的に「元・人間」です。
それぞれに「変異する」道筋は異なるのですが、
通常は自らの意志で、望んで異界の存在となります。
(望んでも成れない場合はあるのですが)

アレクシアと少々…かなり…折り合いの悪い人狼のマコン卿は、
現代で云う警察のような組織の捜査官であり、ボスです。
そして、人狼団のボスでもあります。

アレクシアには、「はぐれもの」の吸血鬼の友人もあり、
彼は極めて友好的で彼女にとっても好ましい人物なのですが、
絢爛豪華な衣裳に身を包むことが何よりも優先されるような
ファッションの信奉者でもあります。
アケルダマ卿は、このヴィクトリア調の世界の中で、
きらびやかなロココ調を愛し、自身と自身の屋敷と、
彼の「取り巻き」である美青年達を飾り立てています。
後に、彼が引き取ることになる赤ん坊や、
彼女の浴室や乳母車までも。


コミック版も良かったです。
英語ですから左綴じではありますが、普通に日本の漫画みたい。
以下、全面的にネタバレし放題なので御注意を。

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コミック版は、「SOULLESS」のタイトルで一貫するようですね。

実はハヤカワの日本語版のカバーで、凄く気になっていた箇所があるのですが、
やはりイラストレータの方の勘違いか、認識不足だったのかなあと。
作品の中で重要な位置を占める「パラソル」なのですが、
邦訳文庫の1巻(倫敦で…)カバーでは、現代のものと同じように、
持ち手が手に掛けられるよう、曲がっているのです。
この時代の上流階級の女性は… 持ちませんね?
コミック版では、1巻表紙にはパラソル不在ではありますが、
作中では、ずっと「持ち手は真っ直ぐ」のものが描かれています。
2巻表紙では、しっかり、そのタイプのパラソルが。
(もちろん、1巻のパーティの場面とは別のものです)
最初のパーティの場面の私物にしろ、マコン卿からの贈り物にしろ
この「真っ直ぐ」のパラソルだった筈です。
当時の上流階級の女性なら、常に同伴者が居ます。
手が塞がって、パラソルを持てない状況が「有り得ない」ので、
敢えて真っ直ぐな──腕に掛けられない──パラソルを持つのです。

アレクシアの性格と言動から、「わざと」持ち運びしやすいものを
持っている設定なのかと思っていたのですが、
マコン卿からの2本目のパラソルで、はっきりしましたね。
括り付けるための紐を付けてある(そんなものが必要になる「レディ」も
居なかったでしょうが)描写があるのです。



本作では、とにかくアケルダマ卿が好きでした。
主要人物達が皆、印象的ではあるのですが。
物語の本筋から、ちょっと外れたところでの彼の「活躍」は
とりわけ可愛らしい。
侍女代わりにレディの着替えを手伝い…
幼児の入浴に奮闘する齢二千年を超えると思われる吸血鬼。
恋愛対象にはなり得ないにしても、プルーデンスが
彼を養父として愛し続ける未来を期待します。

予定されている「ABROAD」は、海外が舞台とのことで
卿の住まうロンドンからは離れてしまっていることが残念です。
1876年時に2歳と思われるプルーデンスは、この続編では
恐らく21歳頃になっています。
16歳辺りで成人扱いですから、夫妻ともども既に
卿の屋敷を離れているのでしょうか…
それとも、単に旅行の意図でのAbroadなのかな。


コミック版のキャラクタ設定は概ねイメージ通り。
ただ、ライオール教授は、時代と立場と描写を考えると、
しっかり撫で付けたような髪型でも良かったかと。
全体に日本のコミック調であることも理由でしょうが、
もっと「印象に残りにくい」「年齢不詳の」を
強調してあれば…と思いました。
フルーテも若干、設定上の年齢よりは若過ぎるかも。
(年齢相応の外見ではないのでしょうが)
アケルダマ卿は、「標準」の姿と、わずかに見せる
吸血鬼然とした表情、そして「人間」としての顔の
違いが印象的でした。
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