Butler's life
性別のない主人と腐女子の心を持つ
ヘタレなオタク青年執事の雑記.
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author ; AQUIZ


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■honto(旧・bk1)
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Kは何処へ。 



 まあ、都合の良いタイトルですね。
 Kが大好きな楠本まき先生の作品です。「Kの葬列」って…(縁起悪いけど。

 ちょっと思い出してAQUIZも読み返してみたら、やっぱり面白かった。
 どの作品も、繊細な線と描写で哲学的な美しさがありますが、。「Kの葬列」が、僕の思い浮かべる「楠本まきタッチ」の代表です。もっと近作も好きなんだけど。

 敢えて「作中の出来事」だけを拾い上げるなら、あるアパートメントに越して来る少年。その途中の墓地で行われていたKと云う青年の弔い。そして、その死は確かであるのに、死体が見つからないのだと。
 葬列に参加していたアパートメントの住人たちは、揃いも揃って変人ばかりだが、順を追ってみれば、皆がKの死に関わっていそうで…そうでは無いと判る。
 Kの持ち物であったらしいパズルリングは、どうしても最後の1コが見つからない。

 ある面では、死体(及び、死の真相)探しのミステリです。
 そして、もうひとつ。
 冒頭の、夢のエピソードのような、物語全体を象徴するイメージのような短編のタイトルは「螺旋」。ここに、全編の答えがあります。
 物語は、この「螺旋」の後に、本編である「Kの葬列」、そして短いエピソード素本から成ります。
 Kに恋をした醜いオカマのエピソード。
 そして、アパートメントを訪れた少年のエピソード。
 そして。

「Kの葬列」
「Gの昇天」
「utero」
「intro」
 
 そして、騙し絵のように描かれた「l」、「t」、「y」…?

 罪人は、誰なのか。
 答えから外れた「螺旋」が、すべてを示しています。
 弔いで始まり、弔いで終わった物語は、堂々巡りにしか見えませんが、始点と終着点は、まるで違う場所にあるのです。
 螺旋の中央を「潜った」少年とKは、物語を終え、完成しないパズルリングを遺された少女は、そこに辿り着かない。
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